梨状筋症候群
- イスに座っていると足がしびれる、痛い
- 前かがみになると足がしびれる
- 長時間座っていることが多い
- 病院で坐骨神経痛を診断されたことがある
- しゃがむと足がしびれる
梨状筋症候群とは?
梨状筋による圧迫が原因です!!
野球やテニス・ゴルフなどの体をねじる動作が多いスポーツや肉体労働・長時間のデスクワークなどによるオーバーユースが原因で梨状筋が硬くなり坐骨神経を圧迫し起こります。
ここからは細かく説明していきます
坐骨神経痛『梨状筋症候群』の原因筋の梨状筋とは?
梨状筋はお尻にある筋肉の一つで仙骨の前面・S2~4仙骨孔の間・大坐骨切痕から始まり大転子内側に付着します。
股関節を外に捻る動き『股関節の外旋』と外に足を開く『股関節外転』働きがあり、大腿骨(太ももの骨)と骨盤の骨に押し付けることで骨盤の安定をさせる筋肉となっております。
なので、股関節や骨盤を動かした際に負担が掛かりやすい部位となっております。
梨状筋はお尻の筋の中で深い場所に位置する為に硬くなることで坐骨神経痛とは別でお尻の筋肉が硬くなる原因を作りその結果お尻の外側から腰にかけての痛みや倦怠感などの症状が出てきます。
坐骨神経の走行
梨状筋という仙骨の前面 仙骨孔の間 大坐骨切痕(骨盤の骨)から始まり大転子内側(太ももの骨)に停止する筋肉の間(梨状筋下孔)を通り坐骨結節と大転子の間を通り大腿二頭筋長頭・大殿筋・大内転筋の浅側を下り、大腿屈筋群に枝を与えたのち膝窩の上方で総腓骨神経と脛骨神経に分かれます。
梨状筋症候群は上記で記載した梨状筋下孔にて坐骨神経が圧迫されることで発生します。
梨状筋症候群の主な症状?
腰からお尻にかけてのい痛み・しびれ
足に力が入りにくい
などがあります。
「梨状筋症候群」になりやすい日常生活の動作
坐骨神経痛(梨状筋症候群)になりやすい日常生活動作
・立ったり座ったりする時間が長い
この動作の場合常にお尻の筋肉に力が入っているか物理的に圧迫を受け血流不足となり梨状筋やお尻の筋肉を固めてしまいます。
・交通手段で自転車をよく使う
自転車はこぐ際に太ももの筋肉とお尻の筋肉を使いさらに移動中はサドルにより梨状筋を圧迫されることが多い為梨状筋症候群になりやすくなっております。
・走る・歩くことが多い
歩く・走る際はお尻の筋肉を使うことが多く梨状筋に負担が掛かりやすくなっております。
近年では坐骨神経痛『梨状筋症候群』は増加傾向にあります。
コロナの影響で運動不足と感じランニングやウォーキングなどをはじめる方の増加やスポーツタイプの自転車の流行で自電車に乗る頻度が多くなる事でも増加、出勤や通学で運動不足の解消や感染症対策で交通機関を使いたくない方の増加などが原因と考えられます。
それらの方々で坐骨神経痛になる方の多くは圧倒的にストレッチなどのケア不足となっている方が多い印象があります。
梨状筋は日常的に負担がかかりやすい筋肉なので、一度症状が出てしまうと改善まで時間がかかるほか、お尻周りの他の筋肉にも負担がかかり腰痛の原因にもなってしまいます。
梨状筋症候群の施術
硬くなった筋肉対し
『ハイボルテージ電気』
臀部は脂肪と筋肉が分厚く、原因筋である梨状筋はその深層にある為通常の電気よりもより深く電気刺激を入れ筋肉の弛緩と血流の促進を行う。
『整体』
しびれ・痛みを出している筋肉(梨状筋)が硬くなる要因を作る関節・筋肉に対して関節可動域増大・筋緊張の緩和などを行いしびれや痛みを緩和させるためにかばっている関節・筋肉へのケアを行う
『鍼灸施術』
原因筋へ直接アプローチやツボ刺激を行い原因筋の改善を行う
しびれに対し
『ハイボルテージ電気』
ゲートコントロールにより痛み・しびれの緩和
『鍼灸施術』
痛み・しびれの閾値を上げそれらを感じにくくする
フロンティア整骨院・鍼灸院池田市石橋院ではこれらの施術を患者様の症状重症度や生活リズムに合わせて、組み換え症状改善を致しますので、ご気軽にご相談下さい。