首や肩の筋緊張が原因で起こる『緊張型頭痛』に対し、『片頭痛』は血管の拡張が原因で起こります。この名前から片方の頭が痛むと片頭痛だと思う方が多いですが、実際には両側に出ることもあります。

成人の8％の人は片頭痛を持っているとされ、特に女性に多く見られます。子供のうちからも見られますが、思春期頃から多くなり、30代が最も多いとされます。

片頭痛が起こる原因は諸説ありますが、何らかの誘因により脳内や頭蓋外の血管が拡張し、それが三叉神経を刺激して痛みが出ていると考えられます。